Macで使用しているFTPクライアントをYummy FTPからTransmit 5に移行して半年程経過したので使い勝手などをレビューしていきます。
Web制作に携わっているとなかなか手放すことができないFTPクライアント。特に新規案件だけではなくて運用案件なども持っていると2桁〜3桁の接続先があります。そして本番環境とテスト環境などなど。管理だけでも大変です。
MacのFTPクライアントソフトはYummy FTP Proがいいと思う 以前こんな記事を書いたとおり、ずっとYummy FTPを使用していましたが、どうももっさり感とアップデートが止まっていることが気になり、Transmit 5に乗り換えました。
Transmit 5
無料試用期間が7日間ありますが有料です。
Transmit 5の購入は「直販」と「Mac App Store」の2パターンあります。
Mac App Store版は、サブスクリプションで年額2,800円。
直販版は、買い切りの5,400円。
地味にできることが違うのですが、詳しくは公式サイトで。2年使うなら買い切りのほうが安いですね。ですが、メジャーアップデートがかかった場合は買い切りの場合は買い直しになる可能性があります。
5,400円となるとおいそれと払える金額ではないですが、「仕事道具」という考え方、毎日使うものとなると飲み会、恋活アプリ1ヶ月分ぐらいです。
それに無料で有名どころの「FileZilla」などと比べるとやっぱり転送速度が全然違います。
Transmit 5のいいところ
動作は軽い。あまりもっさりしたところを感じたことがない。
日本語に完全対応。英語じゃないよ!
あとは、FTPのパスワードなどはMacのキーチェーンアクセスに保存されるので、パスワードなんだっけ!となった場合はキーチェーンアクセスを見に行かないといけないという手間があります。安心感もありますが。
タブ機能
これはYummy FTPにはなかっただけで、他のFTPクライアントにはあると思います。いくつも開いておかないといけない仕事柄、ありがたいです。アップ間違いにも繋がりますので、適宜閉じたりは大事ですが。
お気に入り・設定の同期
運営元のPanicのサーバーを介して別デバイスとも同期することができます。
Transmit 5の微妙なところ
とっかかりとして5,400円は高いかなぁと思います。それに試用期間が7日間というのももう少し、、、伸ばしてもいいのではないかなぁと思ったり。
あとは、どのFTPクライアントでもあるかと思いますが、通信状況の問題か、その他諸々で、転送ミスが起きたり転送が終わらなかったりします。
半年ほど使用してきましたが、あまり不満はないですね。転送も早いし、Yummy FTPよりも安定している気がします。
いまのところ一押しFTPクライアントです。